Tinderは日本だけでなく、約190ヶ国もの人々に利用されている大手マッチングアプリです。この記事ではTinderをまだTinderを利用したことがない人向けに、人気の理由・安全性・料金プラン・どのようなユーザーがいるのかを解説していきます。
Tinderとは

Tinderにはどのような特徴があるのでしょうか?
Tinder アプリの特徴
Tinderのアプリには大きく3つの特徴があります。
①直感的に操作可能
②無料で使える
③ユーザー数の多さ
①直感的に操作可能
基本的な操作は、順番に表示されるユーザーの写真に対して右スワイプをするか左スワイプをするかというだけです。そのユーザーが気に入れば右スワイプをすることで「ライク」を送ることができ、気に入らなければ左スワイプをすることで「スキップ」することができます。この片手でできる直感的な操作感がTinderの人気の秘密と言えます。
Tinderでは双方向性オプトイン方式というマッチング方法を採用しており、お互いがライクすることで初めてメッセージを送り合うことができるようになります。注意したいのは誰が自分にライクしたかの通知は来ないため、マッチングして初めて相手からのライクが分かるという点です。ライクの通知を入れられる有料機能については後述します。
②無料で使える
Tinderは男女問わず無料で利用することができ、そのことがTinderのユーザー数が多い理由と言えるでしょう。登録自体は無料でもマッチングした相手とメッセージのやり取りをするのは有料というサービスが多く、男女ともに完全無料というのは非常に珍しいです。マッチングアプリに興味があり使ってみたいがお金を払ってまで利用するのは…という人や、お金をかけずに出会いたい人におすすめです。
無料なので1日のスワイプ回数に制限がかけられていたり、頻繁に広告が流れてきたりということはありますが、後述する有料版プランに切り替えることでこれらの問題は解消することができます。
③ユーザー数の多さ
前述したような理由から、Tinderには世界中から多くのユーザーが集まっています。公式によるデータでは、
・1日のスワイプ数:160億回
・1日のマッチング数:2400万組
・通算マッチング数:200億組
・1週間のデート数:150万組
という数字が発表されており、いかに多くの人々がTinderを利用して実際に出会っているかが伺えます。
こんな人が使っている
Tinderのユーザーにはどのような人が多いのでしょうか?
真剣なユーザー
Tinderはどちらかと言うと、真剣に恋人を探していたり婚活目的のユーザーは少ないです。無料故に若い世代のユーザーに人気で、遊びでTinderを利用しているユーザーが多いからです。しかし、一流大学や企業に所属しているハイスペックな男性や、モデル級の可愛い女性も利用しており、そのようなユーザーと出会える可能性も少なからずあります。もちろんそういったユーザーに対する競争率は高いですが…。
Tinderでは「性別」「年齢」「距離」の3つの項目から表示されるユーザーを設定することができるため、目的のすり合わせこそ難しいものの効率的に近くに住む人とマッチングできるというのは魅力的かもしれません。
カジュアルなユーザー
無料だからとりあえず友達とノリで始めてみた、暇つぶしにメッセージをやり取りできる相手がいればいいという軽めのノリで利用しているユーザーがTinderには多くいます。軽い出会いが欲しいと考えているユーザーが多いため、マッチングしてから実際に出会うことは意外とハードルが低かったりします。
Tinderの会員属性

Tinderの会員属性はどうなっているのでしょうか?
年代
Tinderは18歳から55歳まで登録可能です。しかし実際のところ、18歳から20代がほとんどを占めています。
顔のレベル
Tinderは、本来ならばマッチングアプリを利用しなくても異性関係に満足しているようなイケメンや美女も「無料だから」「楽しそうだから」という理由で利用しているユーザーが多く、顔のレベルは高いです。
登録目的
Tinderの登録目的は様々ですが、代表的なものとして以下が挙げられます。
・恋人を探している
・飲み友達を探している
・暇つぶし、メッセージのやり取りだけが目的
・ヤリモク、セフレが欲しい
・パパ活でお小遣いを稼ぎたい
・外国人とメッセージのやり取りをして自身の英語力を試したい
・日本在住の外国人と出会いたい
他のマッチングアプリの利用目的と大きく異なるのは海外志向の目的が挙げられるところでしょうか。Tinderは全世界に広まっていることから、外国人のユーザーが非常に多いです。その層は幅広く、日本在住歴が長く日本語も英語も流暢に扱える外国人もいれば、来日したばかりで日本語を全く使えない外国人もいます。
そのため自身の英語力を実際のコミニュケーションを通して試したいと考えている大学生にとってはピッタリと言えます。同じように、Tinderのやり取りを通して日本語を身に付けたいという外国人のニーズもあるためwin-winの関係で理にかなっていると言えます。
コストの程は?

前述した通りTinderは男女ともに会員登録からメッセージのやり取りまでが完全無料でできます。そんなTinderですが、課金することでマッチングの確率を上げたり、他ユーザーよりも有利に利用することができる仕組みになっています。課金することで利用できるサービスは2つです。
①スーパーライク
通常のライクと違って相手に通知が届き、気に入っていることをアピールできます。通知を見た上でスキップされてしまえば終了ですが、公式によるとマッチング率が通常のライクよりも3倍になると発表されています。無課金でも1日1回利用できます。
5回:600円(iOS)、500円(Android)
25回:2400円(iOS)、2025円(Android)
60回:4800円(iOS)、4440円(Android)
②ブースト
30分間相手の画面に表示されやすくなります。マッチングアプリにおいて多くのユーザーの画面に表示されることは、より多くマッチングできる機会が増えるということなので有利にマッチングの確率を上げることができます。多くのユーザーがオンラインであるピークタイム(19時~21時)に使えばより効果的で、30分で100マッチを達成することも可能です。
1ブースト:480円(iOS)、410円(Android)
5ブースト:1800円(iOS)、1770円(Android)
10ブースト:3000円(iOS)、2600円(Android)
男性
前述した単発での課金のほか、Tinderには月額制の有料会員プランが2種類あります。1つ目のTinderPlusは特に男性におすすめで、以下のような特典が利用できるようになります。
①1日ライク無制限
②リワインドが可能に
③スーパーライクが1日5回に
④ブースト月に1回無料
⑤アクティブユーザー優先表示
⑥位置情報変更
⑦年齢と現在地を非表示にできる
⑧広告非表示
①1日ライク無制限
ひたすら右スワイプを繰り返す男性と違い、女性は本当に気に入ったユーザーにしかライクをしない傾向があります。そのため男性のマッチング率は女性よりも非常に低いです。それでもマッチングを増やすためには、単純に自身がライクする母数を増やすのが一番手っ取り早い手段です。通常は1日に100ライクしか送れないところ、TinderPlus会員はなんと無制限でライクを送ることがでるようになります。
②リワインドが可能に
テンポ良くスワイプを繰り返していた結果、誤った操作をしてしまった…というのはTinder利用者なら1度は経験するものです。TinderPlus会員であれば1度行ったスワイプを取り消すことができます。通常のライクだけでなく、1日に回数制限のあるスーパーライクも巻き戻すことができるのでつい誤った相手にスーパーライクを送ってしまっても安心です。
③スーパーライクが1日5回に
通常会員では1日1回しか送れなかったスーパーライクが5回送れるようになります。通常のライクよりもマッチング率が3倍になるスーパーライクは、ここぞという相手に積極的に使っていきましょう。
④ブーストが月に1回無料
マッチング数を圧倒的に伸ばすことができるブーストを月に1回無料で使用することができます。
⑤アクティブユーザー優先表示
アクティブユーザーが優先的に表示されます。Tinderは無料で利用できるという気軽さから、会員登録はしたが全然ログインをしていないユーザーも多くいます。そんなユーザーよりもアクティブなユーザーが優先的に表示されることは、マッチング率を高めることに繋がります。
⑥位置情報変更
通常であれば現在地を基準にユーザーが表示されますが、その位置情報を変更できるようになります。例えば旅行前に旅先の人とマッチングして話を聞く、引越し先に事前に友達を作っておくなどの使い方ができるようになります。
⑦年齢と現在地を非表示にできる
Tinderを利用する上でこの2つを非表示にするメリットはあまりありませんが、近所の人に利用していることをバレたくない場合などに有効です。
⑧広告非表示
通常はスワイプを続けていると時折広告が表示されて煩わしく感じることがあります。TinderPlusではその広告を非表示にでき、快適にスワイプができるようになります。
1ヶ月:100円(iOS)、1100円(Android)
6ヶ月:4200円(iOS)、3850円(Android)
12ヶ月:6800円(iOS)、6100円(Android)
女性
前述したTinderPlusの機能はそのままに、追加機能が加わったTinderGoldは特に女性におすすめです。なんとTinderGoldでは誰にライクされたかが分かりるようになります。女性は多くの男性ユーザーからライクを送られる傾向にあり、ライクしてくれた人の中からライクを送る相手を選ぶことができるため、より効率的なマッチングが可能になります。
①1日ライク無制限
②リワインドが可能に
③スーパーライクが1日5回に
④ブースト月に1回無料
⑤アクティブユーザー優先表示
⑥位置情報変更
⑦年齢と現在地を非表示にできる
⑧広告非表示
⑨ライクされたユーザーが分かる
1ヶ月:1700円(iOS)、1650円(Android)
6ヶ月:5900円(iOS)、5800円(Android)
12ヶ月:9300円(iOS)、9100円(Android)
使いやすさは?

Tinderの使いやすさや安全性はどうでしょうか?
運営のサポート
Tinderには明確な禁止行為が定められており、違反したユーザーはアカウント削除される可能性があります。
①プロフィールに関して
・プロフィール画像が性的な画像、ヌード
・暴力的な内容、不快な内容
・著作権侵害
・LINEのQRコードや電話番号などの個人情報
②メッセージ中の言動
・敬意のない言動、態度
・不快にさせる言動、態度
・脅迫じみた言動、態度
・屈辱的な言動、態度
・人種や宗教、障害や性的嗜好に対する攻撃(海外発なので厳しい)
・ストーカー行為やプライバシー侵害などの嫌がらせ行為
・詐欺
・年齢詐称、性別詐称
・外部リンクへの誘導
などは禁止行為に定められており、見かけた際はマッチング後であってもマッチングを解除できるほか、通報して運営に処理してもらうことができます。
アプリの操作性
Tinderの直感的な操作性は片手間に出会いのきっかけを作れると全世界で人気を博しています。また、会員登録も簡単で、Facebook認証とSMS認証の2種類から選んで登録することができます。Facebook認証であれば名前や生年月日が紐付けされるので登録時の入力の手間が省けるなどメリットが多いです。
サクラや業者はいる?

Tinderにサクラや業者はいるのでしょうか。結論から言うと、サクラはいませんが業者はいます。漠然とサクラと業者を同じものと考えている人が多くいますが、そもそもこの2つは全く違うものです。
サクラはユーザーになりすましてポイント消費させて課金に繋げることと、ユーザー数の水増しが目的です。Tinderは課金をしなくても十分に楽しむことができ、全世界に多くのユーザーがいるためユーザー数を水増しする必要もありません。そのため、Tinderがサクラを用意する必要性がないのです。
業者には注意!
運営元が用意するサクラと違い、外部の人間がTinderのユーザーをターゲットに活動しているものが業者です。主に、
・情報商材
・ネットワークビジネス
・ICO(仮想通貨投資)
などの勧誘行為が見られます。
業者の特徴
特徴を踏まえてプロフィールやメッセージの内容を見てみると、業者の判別は難しいことではありません。
・モデル級の美男美女
・パーティーなど大人数でのプロフィール写真
・同世代よりも稼いでいるアピール、金持ちアピール
・マッチしてすぐに連絡先を聞いてくる
など、もしも怪しいと感じたらマッチングを解除、あるいは通報するのが安全です。
まとめ

いかがでしたか?今回はまだTinderを使ったことがない人向けにアプリの特徴や魅力を解説しました。
Tinderは真剣に恋人を探すというよりも、軽いノリでのメッセージ相手や飲み友達、外国人の友達を探すにはピッタリのサービスです。禁止行為などもしっかりと定められているため利用も安心です。
無料でお試ししてみてから、もっと多くマッチングしたいと思えば有料版を利用してみるのもいいかもしれませんね。
Tinder以外のおすすめマッチングアプリ
ワクワクメール
ワクワクメールは登録者数750万人を突破した大手マッチングサービスです。
登録無料で無料コンテンツも多く、かつ前払い式なので月額課金サービスよりも気軽に利用できるのが特徴です。
イククル
イククルは2000年サービス開始の老舗マッチングサービスです。運営歴が長いだけあり、会員数は約1000万人。
運営元を明らかにしていたり、24時間体制でサポートが用意されているなど、安心して利用できるサービスとなっています。
Jメール
Jメールは1997年よりサービスを開始しているマッチングサービス。歴史も長く、会員の年齢層も20代後半~30代と比較的高めです。
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