仕事を一生懸命頑張って気付くと婚期を逃し、一人ぼっち。周囲には恋愛対象がいなくて結婚どころか恋愛ですら無理、という人が多くなっています。そこで今回は婚活にスポットをあてて、婚活の基本や応用を紹介します。出会いに悩んでいる人は必見です!
婚活とは

婚活とは「結婚相手を見つけるための活動」です。そのため20代前半で婚活を行う人はあまりいません。早くても20代半ば、主に30代の男女が婚活しています。ちなみに「恋活」という言葉もありますが、こちらは結婚相手ではなく恋人を探すための活動を指しています。
恋活も婚活も出会いを求めている点では同じですが、恋愛と結婚では責任感が異なるため、とるべき行動も変わってきます。さらに相手も「婚活中」でなければ結婚までたどりつくことは難しいので、婚活には相応の場所が必要になります。結婚を前提にした交際を求めている人達が集まる場所にて、人生のパートナーを探すことが婚活の目的となります。
婚活には自分の趣向だけではなく相手の仕事や年収なども関わってきます。そのため婚活を始めるといっても闇雲にアクションを起こせばいいというわけではありません。費用もかかるので、婚活には正しい知識をもって効率的に動くことが必要です。
婚活できるところ

では実際に婚活を行える場所とは一体どこでしょうか?
各種イベント
かつての婚活は「結婚できなくてあせっている人」というイメージを持たれ、あまり好ましい印象ではありませんでした。でも最近では一般認知されるほど日常的な言葉となっています。
各種イベントとは、ただの出会いを求める場ではなく「結婚を前提にした男女が集うイベント」を指します。「街コン」「趣味コン」など、「〇〇コン」と言われるものが最近は流行っていて、ほぼ毎日どこかで開催されています。これらイベントはただ複数の男女が集まるというものではなく、フリートークタイムや1対1トークタイムなど、プログラムが決まっていて、必ず異性とコミュニケーションがとれる仕組みになっています。
自分の趣向に合った婚活イベントに参加すれば、趣味がきっかけとなってコミュニケーションもはかどるのでまずは好みのイベントに参加するようにしましょう。例えば日本酒好きの人が集まる「酒コン」は、全国の地酒が一同に集まり、参加費だけで飲み放題となっています。日本酒好き同士が集まれば話題に困るということも少なくなるでしょう。
こうした婚活イベントは大都市を中心に各地で開催されています。
会員制バー
会員制バーでも婚活を行うことができます。女性は無料で会員になれる場所もありますが、男性はけっこうな月会費を払っているので収入が安定している人が集まる傾向があります。上記のイベントのような体裁ではなく、よりフラットな雰囲気で相手を探すことができるのが特徴です。
ただしナンパ目的の男性もいるため、女性が行く場合は相手をきちんと見分ける目が必要になります。まずは友人と一緒に気軽に顔を出してみるとよいでしょう。
マッチングアプリ
イベントやバーなどに行くのに抵抗がある人は、やはりインターネットに頼るのがベストでしょう。マッチングアプリの利用もかつてはあまり印象が良くありませんでしたが、今では日本では5人に1人、アメリカでは3人に1人が利用していると言われるほど、日常的なツールとなっています。
マッチングアプリは主に女性は無料で利用できるので、まずは気軽な気持ちで登録してみましょう。
マッチングアプリに関しては下記に詳細を挙げますが、弱点はやはり相手のことが伝わりづらく利用目的も幅広いということです。実際に顔を合わせてコミュニケーションをはかるイベントなどとは違い、お手軽ですが真剣な婚活となると事前にある程度の知識が必要になります。遊び目的の男性も多いため女性が利用する場合は充分注意が必要です。
マッチングアプリではお手軽に婚活が行えますが、アプリによって登録者の年代や利用目的などのユーザー属性が異なります。まずは自分に合ったアプリを選択しましょう。婚活も恋活もまずは出会わなければ始まりません。そういう意味ではマッチングアプリが最も身近にある婚活と言えるでしょう。
ネットで婚活するには

上記三つ目の「マッチングアプリ」ですが、一言でマッチングアプリといっても種類や特色は大きく異なります。ネットでの婚活方法は主に以下の3つに分けられます。
出会い系サイト
出会い系サイトは昔からある、掲示板などを利用し出会いを提供する場所です。男女ともに無料で利用できますが、男性が行動するにはポイントが必要で、ポイントがなくなるとほぼ行動できなくなってしまいます。その際は課金してポイントを購入するというシステムになっています。女性は常に無料です。
婚活や恋活のイメージを悪くした理由の1つがこの出会い系サイトです。かつては悪質なサクラや業者、ユーザーが横行し、魔の巣窟とも言えるほど劣悪な環境でした。ネットが普及するにつれこうした悪事は露見し、一気に廃れてしまいました。こうした背景で新しく生まれたのが下記の「マッチングサイト」です。
廃れたといっても出会い系サイトは今も存続していて、昔ほど危険な場所ではなくなっています。それでもマッチングサイトと比べると安全性は低く、未だに危険が多い場所です。女性はマッチングサイトでも無料なので、わざわざ出会い系サイトに登録する理由はあまりないでしょう。
出会い系サイトでも婚活を行うことはできますが、身元確認など行わずに登録できるものもあるので、ユーザーは真剣な出会いではなく気軽な出会いを求めている傾向があります。
マッチングサイト
マッチングアプリというと主にこのマッチングサイトを指します。
無料出会い系サイトと異なり、その都度課金するわけではなく男性は月額料金で利用することになります。登録自体は無料ですが、ほとんどのマッチングサイトでは無料会員のままだとメッセージのやり取りができないため、事実上月額制です。女性はほとんどのサイトを無料で利用できます。ほとんどの男性は月額料金を払って利用しているので、出会い系サイトと比べると真剣な出会いや婚活をしている人が多くなっています。
出会い系サイトとマッチングサイトではシステムも異なっています。出会い系サイトはメッセージ送信など全ての行動が初めからとれますが、1回のアクション毎にポイントを消費します。一方マッチングサイトでは「いいね」を相手に送り、相手がリアクションして初めて「マッチング成立」となり、この時点で初めてメッセージのやり取りができるようになります。
マッチングサイトでは女性は男性から毎日多数の「いいね」が送られてきます。一般的な利用頻度でも、最低1日数十件の「いいね」が届くと言われています。もちろん「いいね」を送って来た相手が自分に合っている保障はないので、きちんと冷静に選別しなくてはいけません。
さらに婚活となると、婚活向きマッチングサイトを選ぶ必要がります。サイトによっては手軽な出会いを求めている人も多く、年齢層も大きく変わります。そのためマッチングサイトにおける婚活はアプリの選別も重要になります。自分の年齢や婚活向きなど、適切なアプリを選択しましょう。
結婚相談所
結婚相談所はまさに婚活するための場所です。
今時の結婚相談所は2種類に分かれています。1つは「仲介型」で、専任の担当者が相手を紹介してくれる昔ながらのタイプです。もう1つは「データマッチング型」で仲介者は存在せず、入力した自分の情報を基に自動で相手がピックアップされるタイプです。
どちらのタイプも入会したら、ウェブを中心に活動することになります。仲介型はスタッフが相手を紹介してくれて、さらに強力にサポートしてくれます。そのため自分の好みに合った相手と出会える可能性が高くなりますが、人為的なサポートのため料金が高くなります。
データマッチング型は、仲介型に比べて料金は安くなりますが、その分自分で積極的に動かなければいけません。スタッフが待機しもちろんサポートしてくれますが仲介者ではないので紹介はしてくれません。データマッチング型はマッチングサイトと仲介型結婚相談所の中間的な位置づけと言えるでしょう。
データマッチング型は安くなるといっても、結婚相談所は入会金や月会費がマッチングサイトと比較するとかなり高くなります。マッチングサイトでは男性は登録無料、月額料金は平均4000円ほどで、女性は無料です。大手結婚相談所では男女共に入会金が100000円以上、月会費が10000円以上となります。まさに桁が違うので、結婚相談所を利用する時は充分に費用面を検討しましょう。
残念ながらイベント、マッチングサイト、結婚相談所でさえも、良い相手と出会えるかは運も関わってきます。どんなに便利なサイト、優秀なスタッフが尽力してくれても好みの相手がいないという場合はあります。それでも結婚相談所ではできる限り自分の要望に合った相手を紹介してもらえるので、費用面に問題がなければ入会を検討してみましょう。
サイトでの婚活の注意点

では次に最も手軽に始めることができるサイトでの婚活の注意点を見てみましょう。男女別視点で紹介します。
男性視点
まず男性視点です。男性は恋活、婚活、どちらにおいても料金がかかります。たとえ無料出会い系サイトでも、無料で行えるアクションはわずかなので結局は課金してポイント購入することになります。
費用面や安全性を考えるとおすすめはマッチングアプリです。平均で月々4000円はかかってしまいますが、無料出会い系サイトは未だにサクラや業者が多く知識がないと騙されてしまいあっという間に課金することになります。課金は制限なくできてしまうため、4000円ほどの金額も一瞬でなくなることもありえます。
とはいえマッチングアプリの平均月々4000円も固定金額ではありません。マッチング成立するための「いいね」の回数には各社限度があり、「いいね」を全て使い切ったら課金してポイントを購入しなければいけません。中には月額完全固定のサイトもありますが、主に月額料金プラス課金という料金システムとなっています。
男性がマッチングアプリを利用する際の注意点は「マッチング率」です。ほとんどのマッチングアプリではマッチングしなければメッセージを送ることができないため、まずはマッチングを成立させなくてはいけません。でもマッチング率が低く全く出会えないという男性もたくさんいます。
男性のマッチング率には、プロフィールと写真が大きく関係しています。プロフィールと写真を雑にしているとマッチング率が低くなる傾向があるので、ぜひ充実させましょう。
そしてむやみに「いいね」を送らず、相手を見極めるようにしましょう。確かに数も必要ですが、数を重視しすぎると1人1人に対してのアプローチが希薄になってしまう恐れがあります。
女性視点
女性が気を付けるべきは、まず「いいね」の数に翻弄されないことです。サイト内で人気がある女性には1日に1000件以上も「いいね」が送られてきます。1000人全員にリアクションするのは到底不可能なので、ほとんどの人を無視してしまうことになるでしょう。1000件は非現実的な数字ですが、どんなに少なくとも30~50件ほどは毎日「いいね」が届くと言われています。
例えば30件の「いいね」が届いたとすると30人のプロフィールを見て選別することになります。これだけでも一苦労なので雑に選別している女性もたくさんいますが、出来る限り丁寧かつ冷静に相手を見極めるようにしましょう。自分に合う人はどこに潜んでいるか分かりません。
女性はほぼ全ての機能が無料で使えるのでぜひ有効活用して婚活に役立てましょう。
サイトには特色があり、審査が厳しくリッチな男性だけが登録できるサイトなどもあります。20代が気軽に使っているサイトより、審査に厳しいサイトや月額料金が高いサイトの方が婚活には適しているでしょう。ただしそうしたハイスペックなサイトでも、モラルに欠けている人はたくさんいます。どんなサイトを使っても男性とのマッチングには充分気をつけましょう。
まとめ

今回は婚活の基本的な情報をまとめてみました。何を利用するかで婚活の仕方は大きく変わってきます。費用面や労力を考慮しぜひ自分に合った方法が何なのかを探しましょう。
おすすめマッチングアプリ
ワクワクメール
ワクワクメールは登録者数750万人を突破した大手マッチングサービスです。
登録無料で無料コンテンツも多く、かつ前払い式なので月額課金サービスよりも気軽に利用できるのが特徴です。
イククル
イククルは2000年サービス開始の老舗マッチングサービスです。運営歴が長いだけあり、会員数は約1000万人。
運営元を明らかにしていたり、24時間体制でサポートが用意されているなど、安心して利用できるサービスとなっています。
Jメール
Jメールは1997年よりサービスを開始しているマッチングサービス。歴史も長く、会員の年齢層も20代後半~30代と比較的高めです。
落ち着いた大人な異性を探すにはぴったりのマッチングサービスですね。