業界最大手で登録者数1600万人を越えるほど人気があるハッピーメール。運営会社はセキュリティー面を強化していますが、残念ながら魔の手は伸びています。今回はハッピーメールに潜んでいる業者を徹底調査!業者かどうか判断する簡単な方法を紹介します!
ハッピーメールにはどんな種類の業者がいるか

ハッピーメールには確実に業者が潜んでいます。これはもう周知の事実で「運営が安心安全と公言しているから大丈夫!」と、油断して利用するのは禁物です。運営会社がセキュリティ対策しているのは個人情報の漏洩防止です。個人情報流出は運営会社の責任ですが、個人間での損害は当然自己責任になります。
ハッピーメールに限らずマッチングアプリを利用する場合は、原則全て自己責任ということは念頭に置いておきましょう。
まずはこの業者と呼ばれる存在が一体どういったものなのかを挙げてみましょう。業者(悪質ユーザー)は主に以下の4種類に分けられます。
援デリ
援デリとは「援助交際&デリバリーヘルス」の略語です。ここで言う業者とはマッチングアプリ内での風俗斡旋業者、分かりやすく言えば売春を促す業者を指します。会社として風俗店を運営すると様々な法律に引っかかってしまうため、援デリ業者は一般人を装いハッピーメールに潜んでいます。
男性が「釣れる」と、業者は女性を現場へ向かわせます。そしてあくまで「個人間での合意の元」現金前払いにて性行為に及びます。実際は違法なので露見した場合、業者は逮捕されます。相手が18歳未満の場合は相手の男性も逮捕されます。
援デリの最も恐ろしいのは、業者、女性、客としての男性、三者全てにうま味があるということです。業者は当然としても、お金に困っている女性は体を売って現金を得る、男性はお金さえ払えば確実に性欲を満たすことができる、など違法行為に関わらず全員が納得して行っている場合があります。中にはあえて援デリを利用している男性もいるほどです。
そのため絶対になくならず、おいしい商売として業者はマッチングアプリに潜みます。ハッピーメールできちんとした出会いを求めている男女には迷惑でしかない存在です。
実際に女性と会った場合、怪しげな車(女性の送迎者)が常に近くに待機していますが、揉め事を起こすような真似はしません。(トラブルが起きると自分達が困るため)
ハッピーメールのような「無料登録」できるマッチングアプリでは、店舗運営よりはるかにリスクが少なく、かつ一般女性を装いながら「営業活動」ができるため、援デリ業者は数多く潜んでいます。
悪質サイトへの誘導
悪質サイトへ誘導する業者もたくさんいます。メッセージをやり取りしていると、適当な口実で謎のURLが添付されてきます。そのURLを開くと、ワンクリック詐欺や悪質サイトの登録などの被害に合うことになります。
扱いとしては無数に送られてくる迷惑メールと同じものです。ワンクリック詐欺などは支払う必要がないお金ですし、仮に悪質サイトへ誘導されても登録する、課金するなど、自発的に行動しなければ何の問題もないので無視して大丈夫です。
アドレスの収集業者
個人情報を売買している業者です。世の中にはメールアドレスなど個人情報を売買する闇ビジネスがあります。迷惑メールが送られてくるのはこの業者のせいです。一度流出したアドレスは永遠に世界中に流れ続け、止めることはできません。悪質サイトを開いただけでメールアドレスは盗まれることもあります。
通常、ハッピーメールではメッセージのやり取りをしている最中に、アドレス交換やLineIDの交換をしようと業者が持ちかけてきます。
キャッシュバッカー
ハッピーメールで、最も怖い存在が「キャッシュバッカー」です。上記3つの業者よりはるかに手強いと言えます。その理由は相手が一般人女性だからです。
ハッピーメールでは、男性からアクションがあった女性にポイントを付与しています。このポイントは換金することができるのでアルバイト感覚で男性を釣る女性がいます。彼女達はキャッシュバッカーと呼ばれ、会うつもりが一切ないのに男性とメッセージのやり取りを続けます。
女性にテクニックがあれば男性は「本当に出会えるかも」と期待しどんどん課金します。でも、彼女達と会うことはできません。男性は無駄に課金し続け、女性はポイントをゲット、換金してお小遣いもゲットということになります。
業者は手口が決まっているので、引っかからないようにするのは実はそこまで難しくはありません。でもキャッシュバッカーは生身の女性ですから判別に時間がかかる(課金が増える)こともあります。
業者を判断できる部分

悪質な業者やユーザーは概ね上記4つに分かれています。次に悪質ユーザーと判定するためのポイントを紹介します。ポイントは決して難しいものではなく、見ればそれと分かるので誰でも判別できるようになります。
プロフィール画像
ハッピーメールに登録したらまず誰もが相手の写真を眺めます。すでにここで1つのトラップがはられています。露骨に性的な写真、あまりに容姿端麗など、業者は極端すぎる写真をプロフィールにしています。特に性的な写真が多く男性はつい見とれて連絡してしまうかもしれませんが、この時一度冷静に考えてみましょう。
一般女性がその写真を自分のプロフィールにアップするかどうか?が考え方の基本です。常識的に考えれば、スタイル抜群美女が出会いに困っているとも思えませんし、写真だけ見ればまるでプロのカメラマンが撮ったようなクオリティです。
まずは極端に出来のいい写真には警戒しましょう。こんな美女と出会えるかも…と期待しては相手の思うつぼです。
プロフィール詳細
もちろん写真だけで全てが判別できるわけではありません。第二段階はプロフィールです。分かりやすい業者の特徴として、好みの相手の幅が広すぎることが挙げられます。「誰でもいい」「20~60歳」など、出会いを求めている女性にしては間口が広すぎます。
これも常識的に考えてみましょう。仮に年上がいいと思ってる20歳の女性が60歳男性と出会いたいと思うでしょうか?もちろん中にはいるかもしれませんが、極めて稀なケースです。そもそも出会う相手が「誰でもいい」はずがありません。
プロフィールも写真同様、極端な作りになっています。年齢を削除するなど情報の欠落も多々あります。少なくともプロフィールに性的な表現を含んでいる場合は間違いなく業者です。
メール文章
決定的に判別できるのはやはりメッセージのやり取りです。何回か行えばすぐに不自然さに気付きます。
1 質問に対する返事がない
2 ハッピーメールでは都合が悪いなどの理由で他サイトでの連絡を希望してくる
3 会おうと言ってもいつまでも曖昧な理由で断られる
4 文章に性的要素満載
5 いきなりLineIDを聞いてくる
6 自分の情報はなるべく与えず先延ばしにする
この6つに1つでもあてはまる女性は、ほぼ業者と見てよいです。
本来相手は「一般人の女性」のはずです。一般人の女性が見知らぬ相手に対し、いきなり性的な表現をすることはありえません。質問をスルーすることも失礼ですし、冷静に考えれば「他人に接する態度」ではないことばかりです。メール文章での判別方法のキーポイントは「不自然さ」です。
もしかしたら本物かもしれないという疑念は残りますが、この疑念を払拭するには相当な課金が必要になります。不自然だなと感じた瞬間に欲を切り捨て、早々に見切ることがベストです。
そもそも相手は「本物かも…」と思わせるような態度をとっています。もったいないと感じるかもしれませんが不自然さを感じたならば、即退散が正しい利用方法です。
特に多い援デリの特徴

では違法行為でもある悪質業者、援デリの特徴をより詳しく見てみましょう。
場所を指定してくる
場所を指定してくるのは、主にホテル街の近くなど「業者の庭」だからです。会って現金をもらい「仕事」を済ませたならば早々に引き上げ、素早くターゲットを変えるのが業者の理想です。女性の待機場所が近くにある、車での送迎が便利な場所、なども指定してきます。
写メ交換ができない
実際の女性の写真は使っていないので、プロフィール以外の写メ交換はできません。交換を希望しても適当な理由で必ず拒否されます。
条件、内容に厳しい
メッセージのやり取りを続けながらいくつか質問すると、男性は自分の要望がほぼ通らないことに気付きます。例えば、上記の指定された場所の変更も認めず写真も見せてくれない、などがいい例です。
業者がハッピーメール内で行えることは非常に限られているので、質問攻めにすれば判別しやすくなります。もしあれもこれもダメ、ならば早々に見切りを付けましょう。
体型が理想的すぎる
判別に優れた人は写真を見ただけで業者かどうか判断できます。分かりやすいのはスタイル抜群美女の写真です。業者は誰が見ても目を奪われるモデルの写真をよく使っています。そのため釣られてしまう男性も多くいますが、冷静に眺めてみましょう。その写真は一般人の写真ですか?プロのモデルではありませんか?
仮にそれほどのスタイルを持つ美女が出会いを求めているとしても、無料登録できるハッピーメールではなく男性の身元保証がしっかりしている月額制アプリを利用するでしょう。
業者は多いが出会えるともよく言われている

業者の特徴や判別方法を紹介してきましたが、ハッピーメールが優良なマッチングアプリなのは間違いありません。一番出会えるアプリという声もたくさんあります。
男のライバルが他の出会い系に流れる
最近では業者を恐れ、月額制のマッチングアプリが人気となっています。月額制でも業者がいないわけではありませんが、ハッピーメールに比べると少なくなります。
コツを掴めば業者を判断して普通の子とすぐ出会える
上記にありますが業者を判別することは難しいことではありません。業者に引っかからずに充実したコミュニケーションがとれたなら、ほぼ確実に一般女性と出会えます。
業者が多いからと言って可愛い子が放置されている
上記の判別方法もあくまで確定する方法ではありません。業者と確定できるのは突然音信不通になるなど、メッセージが不自然に終了した時です。
猛者になればなるほど素早く「業者判断」してしまうこともあります。とはいえその判断を間違えて本物の可愛い子が放置されている、ということもないわけではありません。ただしこれはかなり稀なケースなので、本物かもという期待はなるべく抱かないようにしましょう。
女性目線では男性からのアプローチが少ないと言われているほど
登録者数1600万人のハッピーメールでは男女の比率が6対4と言われています。マッチングアプリ業界ではハッピーメールの女性登録率は高い方です。女性は基本受け身の姿勢で待っているので、男性がアプローチをする必要があります。もっと私にアプローチをかけて、とこっそり思っている女性もたくさんいるので、出会いを求めている男性は業者だけではなくこうした女性にも気を配らなくてはいけません。
まとめ

いかがだったでしょうか?今回はハッピーメールに潜む業者の暴き方を中心にお伝えしました。暴き方自体は簡単です。一般常識と照らし合わせれば自ずと分かるような仕組みです。今回の記事を参考にして、ぜひハッピーメールを有効活用してください。
ハッピーメール以外のおすすめマッチングアプリ
ワクワクメール
ワクワクメールは登録者数750万人を突破した大手マッチングサービスです。
登録無料で無料コンテンツも多く、かつ前払い式なので月額課金サービスよりも気軽に利用できるのが特徴です。
イククル
イククルは2000年サービス開始の老舗マッチングサービスです。運営歴が長いだけあり、会員数は約1000万人。
運営元を明らかにしていたり、24時間体制でサポートが用意されているなど、安心して利用できるサービスとなっています。
Jメール
Jメールは1997年よりサービスを開始しているマッチングサービス。歴史も長く、会員の年齢層も20代後半~30代と比較的高めです。
落ち着いた大人な異性を探すにはぴったりのマッチングサービスですね。