今や出会いはリアルの街中だけではなくネットの中でも探せる時代です。そんな時代に必携なのがマッチングアプリ。今回は、マッチングアプリの中でも一番の人気を誇る「Tinder」とはどんなアプリなのかをご紹介します。
Contents
Tinderとは
Tinderとは、いわゆる出会い系サービスです。Facebookと位置情報を利用した、全世界・数百か国で利用されている人気急上昇のマッチングアプリです。現在も毎日2000万以上のマッチが発生しており、世界でもっとも出会いを提供しているアプリの一つです。Tinderの公式サイトでも、「世界で最も出会いを提供しているサイトの1つである」と明記しているくらい公式も自信を持っています。
Tinderがおすすめな理由
出会い系というとあまり良い印象を持たない方が多いかも知れません。 しかしTinderは「自分と違う考えを持つ人達と話をしてみたい」「電話できる友達が欲しい」「人見知りだから、たくさんの人と話してコミュニケーション能力を高めたい」「とにかくいろいろな人と話して見識を広めたい」など、恋愛的な出会い以外の目的を持つ方でも気軽に利用できるサービスとして作られているのです。昔に流行っていた「出会い系」と呼ばれるような、悪いイメージを持たれているサービスとは一線を画していると言っていいでしょう。
さらにTinderはコミュニティ規則というルールを設けています。簡単にいうと、お互いにお互いを尊重し思いやりを持っての言動を心がける、ということです。以上のルールを守れない人はTinderから「NOPE」されます。「NOPE」というのは、Tinderから追い出されるという意味です。あなたがいつも過ごしている通り初対面の人と接するような感覚で接していれば、アカウントを消されるということなどはそうそう起こらないでしょう。このように厳格なルールを決めているので安心して利用することが出来ます。
会員数が多い
何といってもTinderは会員数が多いことが魅力です。現在約190ヶ国で利用されている超大手のマッチングアプリで、累計マッチ数は200億回を突破しています。
無料でメッセージが送れる
Tinderは、「マッチ」するとメッセージ機能を使うことができます。メッセージは全部無料です。他のアプリやサイトのように「メッセージにお金がかかる」「相手からの返信を見るのは有料」という仕組みはありません。マッチ後の最初の挨拶からラインIDなどの交換まで無料で使うことができます。ただし、写真や画像を送ることはできません。その機能を利用してラインIDを早々に交換する理由にするという手もあります。
Web版も利用できる
PCブラウザで『Tinder Online』と検索し、Web版からログインすると、PCでもTinderを利用することができます。
アプリ版と違うのは、相手のプロフィール画面とメッセージ画面を同時に開きながらやりとりができるという点です。複数の相手と同時にやりとりをすることも多いTinderでは、相手のプロフィールを確認しながらメッセージが出来るのは非常に助かりますよね。その他のWeb版の機能については後述します。
老舗のサービスサイト
アプリが登場したのは2012年。2014年にはで全世界でユーザーは5,000万人以上になったということなので、相当な急成長です。国内では2015年頃から人気が出始めました。日本の会員数・登録者数は非公開ですが、トップクラスの人気を誇ります。
Tinderの会員属性
では、Tinderを利用している人はどんな人が多いのでしょうか。
年代
女性は20代76%、30代22%、40代2%、男性は20代46%、30代35%、40代19%となっています。
顔のレベル
派手目の女性が多く、いわゆるゆるふわや大人しそうな女性は少ないようです。男性はガツガツの肉食系からハイスペック系まで幅広くいる傾向にあります。
登録目的
「ツイッターや友達の間で流行しているからなんとなくインストールしている」という理由をよく目にします。友達や恋人を作るのが目的でTinderを使っている人はいますが、数は多くありません。募集しているのは飲み友達や軽い気持ちで繋がれる関係です。
他にTinderを使う目的として大きなものといえば、「外国人の異性と出会うため」です。なぜなら、日本には外国人と出会えるアプリが少ないからです。ただし、外国人と出会いたい理由はさまざま。具体的には「白人イケメン・美女とお付き合いしてみたい」「日本人との恋愛に飽きた」「英語や英会話を勉強したい」「海外旅行に行きたい」「現地の知り合いを作っておきたい」などなど多岐にわたっています。
普通の人には「ハードルが高い」と感じるかもしれませんが、日本に住んでいる外国人なら日本語が話せるので、そこまで心配する必要がないのが実態です。ただし、海外の外国人をターゲットにするなら簡単な英語は必須になるでしょう。
料金は?
Tinderとは、登録からメッセージまで基本無料で使うことができるマッチングアプリです。他のマッチングアプリと比べると、費用を圧倒的に安く抑えられます。無料会員でも12時間ごとに120回までいいねを送ることができます。Tinderでは無料でできることに制限があまりありません。つまり、運が良ければ実際に会うところまで無料で行えるのです。
男性と女性で違いはあるの?
結論から言うと、男性と女性でかかる料金に違いはありません。Tinderの課金要素は「いいね」の回数制限をなくしたり広告を消したりするためです。他には、30分間優先的に表示させる効果や、「いいね」を目立たせる効果があるアイテムです。
どれも、Tinderをより便利に使うためのものなので、必ずしも課金する必要はありません。有料プランの月額料金やアイテムの値段、支払い方法などを確認したあとに、課金を検討することをおすすめします。
iPhoneの有料会員の料金
iPhone | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
Tinder Plus | 1100円 | 4200円 | 6800円 |
Tinder Gold | 1700円 | 5900円 | 9300円 |
Androidの有料会員の料金
Android | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
Tinder Plus | 1100円 | 3864円 | 6108円 |
Tinder Gold | 1660円 | 5904円 | 9204円 |
「Tinder Gold」は「Tinder Plus」の上位互換なので、高い値段設定になっています。そのかわり、自分をいいねした人を確認できるなどの機能が追加されています。
Tinderには有料会員以外にも課金要素があります。それが「ブーストの購入」と「スーパーライクの補充」。こちらもiPhoneとAndroid、購入個数で料金が異なります。
ブーストの料金
ブースト | 1回 | 5回 | 10回 |
iPhone | 480円 | 1800円 | 3000円 |
Android | 410円 | 1770円 | 2600円 |
スーパーライクの料金
スーパーライク | 5個 | 25個 | 60個 |
iPhone | 540円 | 2180円 | 4350円 |
Android | 500円 | 2025円 | 4440円 |
Tinderの使い方
では、実際にTinderを使ってみましょう。まずは登録方法からご紹介します。
登録方法
Tinderのアカウントを作るのに必要なものは「Facebookのアカウント」か「電話番号」です。どちらで登録するか悩んだときは「電話番号」をおすすめします。なぜなら、Facebookで登録すると名前が本名になり、友達や知り合いにばれる危険があるからです。一方で電話番号で登録すると好きな名前を使うことも可能になります。エラーや不具合が起こらない限り、Tinder登録作業は数分で終わります。
Tinderに登録したら、ライクを送る前に自分のプロフィールを完成させます。左上のアイコンから「情報の編集」をタップして、プロフィールの編集画面を開いてください。ここから顔写真や自己紹介を変更することができます。
プロフィール写真の登録
まずはプロフィール写真を登録します。「顔写真を載せたくない」という人も多いと思いますが、「顔写真なしは論外」「画像1枚だけだと不安」と感じているユーザーが多いのです。顔写真がマッチング率を左右すると言われています。特にTinderは見た目を重視する方が多いので、自信のある写真を厳選して登録しましょう。
もし、どの写真を選んでいいのかが分からないときは、まずは3枚アップロードしてみてください。写真を3枚以上登録すると「スマートフォト」という機能で自動並び替えしてくれます。
自己紹介の入力
続いてプロフィールを入力します。Tinderでは自己紹介文の例やテンプレートが用意されていないので、自分で自由に文章を考えて作成しましょう。仕事や趣味、自分の性格などの話題が定番です。
異性の探し方・連絡方法
プロフィールを完成させたら、Tinderの設定を行います。
Tinderの最長距離を2kmから広げる
Tinderの最長距離とは、ライクするときにどこまで遠くの異性を表示するか決めるための設定です。例えば、10kmに設定すると自分の現在地から半径10km以内の場所で最後にアプリを使っていた異性が全員表示されます。
最初は最短の2kmに設定してライクを送ることをおすすめします。「新しい人がいないか、また後でチェックしてください。」と表示されたら、距離を3kmに広げて新しい異性を探す、また4kmに広げて探す、この繰り返しです。
年齢の範囲を変更する
Tinderで年齢の範囲を変更すると、その範囲の年齢の異性だけが表示されるようになります。これについては余裕を持って設定することをおすすめします。距離と年齢を絞りすぎると何度も設定し直す必要があります。Tinderは最大手のアプリですから、希望の年齢と少し離れていても、好みに合う人はきっと見つかるでしょう。
Web版にはない、アプリ版だけの機能とは
アプリではスタンプもGIFも送れます。タップすると何種類かでてきて選べるので好きなものを送れます。Web版では、GIFは送れますがスタンプは送れません。
マッチした相手を検索できる
今までマッチした特定の相手を探すことができます。相手の名前や会話した内容を入れればそれにヒットした相手が出てきます。ただし、マッチング解除の状態になっていると、検索しても出てきません。
インスタと連携できる機能がある
インスタと連携することで、さらに写真でアピールできるようになります。マッチ率がグンと上がるでしょう。しかし連携すると、知らない人たちにインスタの写真を見られます。インスタのアカウントをフォローされたり、知らないうちにSNSで写真をシェアされてしまう可能性があります。
もしも、インスタのプロフィールにツイッターやラインのアカウントを載せてしまっている場合は、芋づる式で身バレする危険性もありますので、十分に注意してください。
Web版だけの機能とは
逆に、アプリ版ではなかなかかなわないWeb版だけの機能にはどんなものがあるでしょうか。
プライベート切り替えができる
例えばアプリでは個人で出会いたい人、Web版ではビジネスで出会いたい人といったように使い分けることもできます。ただ、毎回「Tinderのログアウト」「Facebookのログアウト」作業をしなければ、アクセスしたときに自動ログインされてしまう仕組みになっています。毎回のログアウト作業やCookieや検索履歴の削除作業はかなり面倒です。自分専用のパソコンでない場合は、Tinder Onlineにログインする前に一度よく考えてからアクセスしましょう。
キーボードでスワイプが可能
PCでTinderを使うと、キーボードで操作することができます。いいねやスーパーライクはもちろん、プロフィールを開いたり2枚目の写真を見るなども自由自在です。日常的にPCを触っている人はアプリより快適かもしれません。
PCの画面左上、自己プロフィールの横に見慣れないカバンのマークがあるでしょう。これは会社のパソコンでもこっそりTinder Onlineを楽しみたいという方向けに作られた「ボスがきたモード」ボタンです。このボタンを押すとTinderの画面が、「会議メモ」という画面に切り替わります。上司が近づいて来た時には素早くこのボタンを押すことで、会社でもばれずにTinderを利用することができます。
サクラや業者はいる?
サクラとは、一般人になりすまししたアカウントのことです。一方業者とは、ネットワークビジネスに勧誘したり怪しい出会い系サイトへ誘導する目的のアカウントで、必ずしも女性になりすまししているとは限りません。女性をターゲットとする危険な要注意人物も多いです。
業者には注意!
サクラと業者の大きな違いは「誰がやっているか」です。サクラは運営会社の社員やバイトが、業者はまったく関係のない第三者や詐欺グループが行っています。他にも手口や目的の違いがありますが、この違いはサクラと業者を見分けるうえで重要です。本当に注意する必要があるのは、メッセージの返事がない女性やマッチ解除する女ではなく、詐欺やなりすましの危険がある業者です。
業者の特徴
プロフィールにラインIDなどを載せているアカウントは業者の可能性が高いです。友達追加してメッセージを送ると怪しい出会い系サイトへのリンクが送られてきてしまったらビンゴ。また、自己紹介に「ネットワークビジネス」「アプリで稼いでいる」と書いてある女性は、アムウェイやマルチ商法に勧誘目的の業者の可能性が高いです。その他には、美容・脱毛・情報商材・セミナーなどの単語も要注意です。Tinderでマッチ後にメッセージで変なURLを送ってくる女性も業者の可能性が高いです。
ラインIDを載せてる業者と同じく、別の出会い系アプリやサイトへ誘導するのが目的です。見慣れないURLは開かないように注意してください。普通の人がいきなりURLを送ることはないので、その時点で業者だと判断して構いません。「サクラが100%いない」と言い切れませんが、Tinderがサクラだらけという評価は否定してもいいでしょう。しかし悲しいことに業者は確実に存在します。十分に気を付けてください。
まとめ
以上、Tinderの使い方や魅力などをご紹介してきましたが、いかがでしたか? 上手に利用すればいい出会いを期待できるTinder。これほどお手軽なアプリで対効果が期待できるものはなかなかありません。すべてはあなた次第です。この記事を熟読し、ぜひTinderを使いこなして、素敵な人脈を作り上げてください!
Tinder以外のおすすめマッチングアプリ
ワクワクメール
ワクワクメールは登録者数750万人を突破した大手マッチングサービスです。
登録無料で無料コンテンツも多く、かつ前払い式なので月額課金サービスよりも気軽に利用できるのが特徴です。
イククル
イククルは2000年サービス開始の老舗マッチングサービスです。運営歴が長いだけあり、会員数は約1000万人。
運営元を明らかにしていたり、24時間体制でサポートが用意されているなど、安心して利用できるサービスとなっています。
Jメール
Jメールは1997年よりサービスを開始しているマッチングサービス。歴史も長く、会員の年齢層も20代後半~30代と比較的高めです。
落ち着いた大人な異性を探すにはぴったりのマッチングサービスですね。